-現在の仕事と、仕事に取り組むうえで大切にしていることを教えてください。

大手PCメーカーのプロジェクトでリーダーを担当

大手パソコンメーカーの“パソコンのプリインストールマスターの開発プロジェクト”で、テストを実施しています。同じ機種でも販売店ごとに異なるアイコンやブックマークなどの設定や、公共機関向けや海外向けなどのカスタマイズがメイン業務です。
関わるメンバーも多いので、チームリーダーとして視野を広く持つことを大事にしています。また、一口に「パソコンの開発業務」と言っても、OS・搭載アプリ・搭載デバイスなどバリエーションはたくさんあってかなり奥が深いので、課題解決のレベルアップも含めて常に勉強は怠りません。

-いままでで印象に残っているプロジェクトは?

さまざまな失敗を乗り越えて、ゴールを達成

当社に入社して最初に参加した、大手パソコンメーカーのアプリケーションのプロジェクトです。「作り手の意図通りにできているか?」「誰にでも使いやすいか?」「どのパソコンにインストールしても適切に動くか?」などの評価をゼロから行う仕事で、いろいろな壁があったので失敗することもありました。
いただいた指示は目指すべきゴールだけだったので、それに対してどうアプローチをするのかということをものすごく調べた案件でした。周りの方にもフォローしていただきながら、階段を一つ一つ上れていると実感できて、良い経験になったなと思っています。

-仕事のやりがいはどんなところですか?

お客様の課題を見つけ、ベストな解決方法を実現する

月1回の定例会で、お客様の既存の作業方法に関して見つけた課題を報告して、課題解決方法の提案が採用されたときに、「やってよかった!」とやりがいを感じます。また、定例会で出た課題や目標に対してメンバー全員で取り組むために、リーダーシップを取れたときにもやりがいを実感します。
さらに、エンドユーザーに直接影響があるバグを発見して、チーム全員に浸透させていくこともこの仕事の面白さです。そして、自分たちがつくるパソコンが販売店さんの店頭に並んでいるのを見ると、「自分の仕事の成果が、社会に貢献できているのかな」と感じられます。

-前職でしていたこと、いまの仕事に役立っていることは?

飲食業界ならではの経験で培った“2つのスキル”

以前は、飲食チェーンで副店長をしていました。スタッフと協力しながらホールでの接客とキッチンを担当していて、どちらの業務もエンジニアにつながるところはあると感じています。
接客業なのでお客様の要望をお聞きすることが大切で、いまはその対象がクライアント企業の方に変わっただけで、当時の経験が活かせています。また、キッチンでの経験は、「注文の順番に調理するのではなく、同時に調理したほうが効率的で早い」といった考え方が、現在のタスク管理に役立っています。

-featを選んだ理由は?

未経験でもプロを目指せ、4つの幸せを大切にする風土が魅力

そもそもIT業界を目指そうと思ったきっかけは、前職時に店舗スタッフの一人の「将来、プログラマになりたい」という夢を聞いて興味を持ったことです。そして、職業訓練校でITの基礎を学びましたが、実務未経験だったので、未経験OKの当社に入社しました。
当社を選んだ大きな決め手になったのは、“お客様“社会”“社員”“feat”という4つの幸せを大切にするという姿勢です。入社後も、社員のキャリアアップをはじめ、関わるすべてのひとを大切にするという風土に働きやすさを感じています。

-仕事を通して成長したと感じるところは?

方法論や論理的思考に基づく問題解決能力が飛躍的に成長

元々は異業種で働いていたので、技術スキルはもちろん、すべての点で成長しているなと実感しています。特に、テストエンジニアは、つくられた製品に問題がないかを確認・解決するだけでなく、その問題の提起を含めたトータルな問題解決能力が求められます。ですから、方法論や論理的思考に基づく問題解決能力は飛躍的に成長したと思います。
それ以外にも、プロジェクトリーダーとして大勢のメンバーをまとめることで、マネジメントに必要なさまざまな能力も大きく成長しています。

-これからの目標や挑戦したいことはありますか?

当社の環境を活かして、AI関連案件やPMOにも携わる

今後、AIがさらに進化していくなかで、AI関連のテストにも携わっていきたいと考えています。幅広い案件を手がける当社であれば、そのチャンスがあるはずです。
さらに、マネジメント能力を高めるためにPMO(プロジェクトマネジメントオフィス)に関する資格を取得して、横断的にプロジェクトマネジメントをサポートしていきたいです。そして、私自身も未経験からキャリアを積むことができた当社の環境を活かして、IT未経験の方をプロに育てていくことも自分の目標であり、夢です。